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焼入れのねじとは?(第2号)

Q:「焼入れ」のねじとはどういうものですか?
A:焼入れは鋼に施す熱処理の一種です。熱処理には次のようなものがあります。
・焼なまし:730℃以上に加熱し、ゆっくり冷却する(炉冷)(100℃/h以下)。
鋼の組織を調整し軟化させる。
・焼ならし:730℃以上に加熱し、空冷を行う。
組織を標準の状態、つまりもって生まれた姿に戻し強度を発揮させる。
・焼入れ:730℃以上に加熱し、急冷を行う。
鋼の硬度を高める。
・焼戻し:730度以下に加熱し、急冷を行う。
焼戻しの温度により、焼入れした金属の強度、じん性の向上、硬さ調整(調質)する。

「焼入れ」ねじとは焼入れ、焼戻し処理を施したねじ類のことです。ねじの材料としてはSCM435、S45C等が多く使われます。(SS材等低炭素の材料は焼入れできません)
一般的によく流通している「焼入れ」のねじ類には次のようなものがあります。(ピン類も含め)
六角穴付ボルト(キャップスクリュー)(強度区分12.9,10.9)
六角穴付止めねじ(ホーローセット)(強度区分45H)
強力六角ボルト(強度区分12.9,10.9)

その他、六角穴付皿ボルト(皿キャップ)、六角穴付ボタンボルト(ボタンキャップ)、S45C-H六角ナット、ハイテンションワッシャー、S45C-Qテーパーピン、S45C-Q平行ピン等があります。
同じ種類のねじでもメーカーにより強度区分が異なる場合があります。
また焼入れ品にメッキを施す場合は「水素脆性」による遅れ破壊という問題もありますので、
・メッキ後すぐにベーキング処理をする
・強度区分12.9のボルトにはメッキしない
等の注意が必要です。
詳細についてはお問合わせ下さい。

 

 

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