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左ネジあれこれ(第79号)

ネジには、右ネジと左ネジがあります。世の中には右利きの人が多いように、流通しているネジは圧倒的に右ネジが多いのですが、そんな中、野球でサウスポーが珍重されるように、左ネジはネジの仲間の中でも異彩を放ち、また重要な役割を担っています。
今回は、そんな左ネジについて、あれこれ考えてみます。
左ネジの定義は、JIS B 0101によると「軸方向に見たとき、逆時計回り(左回り)にたどると遠ざかるようなネジ」で、英語では「left-hand thread」と表記されます。

図5 右ねじ 図6 左ねじ

右ネジと左ネジを組み合わせて利用している代表的なものに、ターンバックルがあります。

図7 ターンバックル

また、左ネジのボルト・ナットを使用するとき、忘れてはならないものに、左ネジ用のバネ座金(スプリングワッシャ)があります。バネの巻き方向が逆になっています。
左ネジの使用箇所では、ターンバックルの他に扇風機の羽を止めているナットや、自転車の左足側のペダルなどがよく知られていますが、他にどんなものがあるのか「J-Plat Pat」で、特許と実用新案の出願件数を調べてみました(2015年12月時点)。
公報全文に「左ネジ 左ねじ 逆ネジ 逆ねじ」のいずれかを含むものを検索すると、公開特許公報で11848件、公開実用新案で1399件でした。検索条件に「ゆるみ止め ゆるみ防止」を加えると、特許公報で43件、公開実用新案で7件に絞れました。
自動車・エレベータ・工作機械・家具の転倒防止具など、さまざまな箇所に左ネジが活用されているのが確認できます。興味のある方は、一度「J-Plat Pat」を検索してみてください。

 

 

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