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アプセット小ねじについて(第19号)

前回紹介した「六角ボルト」とよく似た形状で頭上部がくぼんでいたり、そのくぼんだところに数字が刻印されていたり、ドライバーの十字穴があいているねじを「アプセット小ねじ(※)」と呼びます。小ねじというくらいで、どちらかというと小径(M12以下)ねじになります。
六角ボルトとの大きな違いは製造方法にあります。六角ボルトの六角部はトリーマーという機械で製造途上の円筒状の頭を六角形に打ち抜いて成型します。従って六角の角はきっちりと作られています。
当社販売品で例えば平座金を組み込んだ六角ボルトのことをトリーマP1などと呼んでいます。
これに対しアプセット小ねじの頭部はアプセット(upset)鍛造(圧造)で製作します。名前の由来はここからきています。
頭部は六角部を金型でプレスして成型します。そのため六角部は面取りが大きい丸みを帯びた形状になっています。しかしながらプレスの際に十字の金型を装着しておけば十字穴も同時に成型できますし、数字を刻印することもできますので一石二鳥となるわけです。また頭上のくぼみは六角の頭を成型するために必要であるとのことです(2次産物?のようなもの)。

写真1 六角ボルト 写真2 十字穴付き
アプセット小ねじ

十字穴があけられたものを「十字穴付きアプセット小ねじ」、十字穴があいていないものを単に「アプセット小ねじ」といいます。さらに強度区分を刻印した4マークアプセット小ねじ等があります。
基本的にはアプセット小ねじは小ねじメーカで生産され、六角ボルトはボルトメーカーで生産するという棲み分けができています。
(※)「アプセットボルト」と呼ぶメーカーもあります。

写真3 4マークアプ
セット小ねじ

 

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