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六角ボルトの二面幅について(第76号)

六角ボルトを締める工具にはスパナ、めがねレンチ、ソケット等があります。工具のサイズを選択する際は、六角ボルト頭部の六角形の向かい合う対辺のサイズに合わせて、該当する数字が表示された工具を選びます。このサイズのことをスパナでは口幅とか口径と呼ぶようです。 ちなみに六角ボルト頭部の向かい合う六角形対辺の距離(図1)をJISでは二面幅sと呼びます。ねじ業界では「平径」と呼ぶことがあります。

図1 六角ボルトの二面幅s

六角頭の二面幅とスパナのサイズが合っていないと、六角頭の角をなめてしまい、前述の「トルネードソケット」のお世話になってしまいますので、必ず所定サイズの工具を使用して下さい。
ところで、六角ボルトの二面幅はねじの呼びが同じでも、規格の違いにより異なる場合があります。表2のように、六角ボルトの一般流通品はJIS B 1180附属書のもので、例えばねじの呼びM10では二面幅が17であるのに対し、JIS B 1180では二面幅が16と規定されています。また小形六角ボルトM10(JIS B 1180附属書)の二面幅は14です。
次にウィットの六角ボルトです。弊社が取り扱う通常の六角ボルトは、表3のように、同じねじの呼びでも、鉄製とステンレス製で二面幅が異なるサイズがあります。ステンレス製は「日規」という規格で、W5/16、W3/8、W7/16では鉄製よりも二面幅が大きくなっています(※2)。
このようにウィットの六角ボルトは統一した規格がないため、様々な規格が混在していますので要注意です。詳細はお問い合わせください。

※2
鉄製でもW5/16、W3/8は「日規」の規格品が市販されています。

 

表2 JIS六角ボルトの二面幅(基準寸法)の違い
ねじの呼び 二面幅
六角ボルト
JIS B 1180附属書
六角ボルト
JIS B 1180
小形六角ボルト
JIS B 1180附属書
M5 8 8
M6 10 10
M8 13 13 12
M10 17 16 14
M12 19 18 17
M14 22 21 19
M16 24 24 22

 

表3 六角ボルト(ウィット)の二面幅(基準寸法)の違い
ねじの呼び 二面幅
SUS、真鍮(日規)
3/16 8 8
1/4 10 10
5/16 12 14
3/8 14 17
7/16 17 19
1/2 21 21
5/8 26 26
3/4 32 32

 

 

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