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ねじで使用される樹脂(第126号)

前述のナイロン化粧ねじの記事で、ユリヤ樹脂、フェノール樹脂、ナイロン樹脂という樹脂が登場しました。 これらの樹脂がどんなものなのか、この機会に簡単にまとめてみました。
ナイロンは石油から作られ、ポリアミド系(PA)の熱可塑性樹脂の一種です。

1936年に米国のデュポン社が、ナイロン66を最初に発明したもので、優れた性能のため、それ以後も多くの研究がなされて今に至り、ナイロン繊維など様々な分野で使われています。ポリアミドという名称よりもナイロンという商標名が一般名として広く普及しています。
ユリヤ樹脂(UF)は尿素とホルムアルデヒドから、フェノール樹脂(PF)は石炭酸(フェノール)とホルムアルデヒドからそれぞれ生成される熱硬化性樹脂の一種です。ユリヤ樹脂は1920年頃、フェノール樹脂はこれよりもさらに古くに発明されました。
近年、樹脂成形では熱可塑性樹脂の利用が主となっていますが、熱硬化性樹脂の特性が必要な場面では、まだこれが使われているようです。
日本プラスチック工業連盟様のウェブサイトにプラスチックの特性と用途が挙げられていましたので、参考として表1に掲載させていただきました。

表1 各種樹脂の性質(日本プラスチック工業連盟様の資料を抜粋)
名称 ポリアミド(ナイロン) フェノール樹脂 ユリア樹脂
JIS略語 PA PF UF
性質 熱可塑性 熱硬貨性
常用耐熱温度 80~140度 150度 90度
酸に対して 多少おかされるものもある 不変またはわずかに変化
アルカリに対して わずかに変化する
アルコールに対して 浸透のおそれあり
食用油に対して
特長 乳白色で、耐摩耗性、耐寒冷性、耐衝撃性が良い 電気絶縁性、耐酸性、耐熱性、耐水性がよい 安価で燃えにくい
主な用途 自動車部品、歯車、ファスナー プリント配線基板、つまみ ボタン、キャップ、配線器具

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