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調質六角ナット取り扱い強化中(148号)

以前は一般的には調質六角ナットと言えばS45C(H)の取り扱いが多かったのですが、最近は、下記のような様々な調質等の熱処理された六角ナットが一般に流通しています。
調質とは熱処理の一種で、主に鋼の靭性、耐摩耗性を高める目的で、「焼き入れ」後に「焼き戻し」することを意味します。また、加工後の不均一な組織を本来の鋼が持つ標準の状態にする、「焼きならし」も熱処理の一種です(表1のS45C(N)等)。

表1 熱処理された市販の六角ナット
種類 取扱い品種
S45C(H)ナット 1種、2種、3種、細目、小型、10割、左ねじ、ウィット、UNC、高ナット、クラス10ナット
SCM435(H)ナット 1種、2種、3種、細目、10割、左ねじ
8T保証ナット 1種、M8~M20
10T保証ナット 1種、M8~M20
S45C(N)ナット 1種、M12~M45
S35C(N)ナット 1種、M12~M45
S25C(N)ナット 1種、M12~M45
SNB7ナット 1種(切削ナット)、
M10~M30
SUSハイテンナット SUS630(10T-SUS)、
M12~M24

表1の1種、2種等は形状の違い(表2参照)で、切削ナットは製造方法(表3参照)を示します。表1で特に記載がないものは表3のホーマーナットになります。 この他、各種調質の六角ナットを取り扱っていますので、お問い合わせ下さい。

表2 六角ナット形状の違い
六角ナット1種 六角ナット2種 六角ナット3種 10割ナット
 高さmは、ねじの呼び径×0.8となる。
片面のみ面取りしている。
 六角ナット1種と高さmは等しく、両面に面取りがされている。  両面に面取りがされていて、高さmがねじの呼び径×0.6となる。  六角ナット1種よりも高さが高く、高さmが呼び径と等しくなる。

 

表3 六角ナット製造方法の違い
ホーマーナット 切削ナット
 ナットフォーマーという機械により、塑性変形をさせて、六角部やねじの下穴を製造する。  六角材を使用して、製作する。ねじ下穴はドリルであけるので精度がよい。

この他、各種調質の六角ナットを取り扱っていますので、お問い合わせ下さい。

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