事務機器などに使用されている、(+)フランジ小ねじの取り扱いを始めました。座面に円いフランジが付いているため、締付け時に相手材についた傷が隠れて見えにくいというメリットがあります。また、ねじの締付け時にはスパナだけでなく、プラスドライバを使用することができるので便利です。
写真1 +フランジ小ねじ | 図1 +フランジ小ねじ図面 |
呼び径 | ピッチ | 十字穴の番号 | B | D | H | t | ||||
基準寸法 | 許容差 | 基準寸法 | 許容差 | 基準寸法 | 許容差 | 基準寸法 | 許容差 | |||
M3 | 0.5 | 2 | 5 | 0 -0.2 |
7 | 0 -0.4 |
1.6 | ±0.1 | 0.5 | ±0.15 |
M4 | 0.7 | 7 | 9 | 2.5 | 0.6 | |||||
M5 | 0.8 | 8 | 10 | 3.0 | 0.8 | ±0.2 | ||||
M6 | 1.0 | 3 | 10 | 13 | 0 -0.5 |
3.5 | ±0.15 | 0.9 | ||
M8 | 1.25 | 12 | 0 -0.25 |
16 | 5.0 | 1.2 | ±0.25 |
写真2のように、プラスドライバとマイナスドライバが使用できる(+-)フランジ小ねじもあります。
似たような形状の小ねじに、十字穴付きアプセット小ねじがありますが、これはフランジが付いていないタイプです。
写真2 +-フランジ小ねじ | 写真3 +アプセット小ねじ |