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『ねじの働き~基礎編~』(第6号)

前回はねじの役割について概要を説明させていただきました。今回はその詳細、また起こりうる問題や現状について見て行きたいと思います。
固定の働き ⇒ 物を締付けるという事。
最も知られているねじの使い方は物と物をねじによって締付ける事で動かなくし固定する事ではないでしょうか。ねじが緩んだまま使用するとねじの破断、脱落につながり非常に危険です。従ってねじは適切な締付け力で締結し、緩まないようにする必要があります。
この時の締付け力を軸力といいます。ねじに適切な軸力を与える事で緩みにくい状態を作り出します。従って、この軸力を管理する事が締付けを管理する方法として本来一番いいとされていますが、実際の作業現場で軸力管理するのは困難です。
その代用としてトルク法を使った締付け管理が良く行われています。締付けトルクを測定することで軸力を推定しようとするものです。
また締付けられているねじがどのくらいのトルクで締付けられたかを検査する方法としては戻しトルク法・増締めトルク法・マーク法などがあります。
いずれにしてもトルク管理はねじ面、座面の摩擦係数により大きくばらつくため設計時に詳細な検討や、作業時にも決められた手順で行う必要があります。
さらに緩みを発生させないためには定期的な点検、増締め、ねじの交換等を行う事が重要であることはいうまでもありません。
「緩めることができて、緩まない」ねじは各社研究されていて、低コストで緩まないねじを作る事ができれば○○大賞かもしれませんね。
以上、ねじの働きで「固定する」という重要な点を上げてみました。次回はその他の働きについて見ていきたいと思います。
トルクとは
回転させる力の事。SI単位ではトルクはN・m(ニュートンメーター)とあらわします。例えば「回転軸からL(m)離れた点でF(N)の力をかけたときのトルクがT(N・m)=F×L」です(図1)。
従って力Fが一定のときは距離Lが長いほどトルクは大きくなります。

図1 トルクとは

 

 

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