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平座金の規格について(第22号)

今回は平座金についての雑学です。平ワッシャーとかワッシャーとか単に座金ということもあります。平座金の働きはボルト、ナットの座面と締結物との間に挿入して、座面の陥没を防いだり、座面を大きくしてねじを緩みにくくするものです。

平座金は内径 x 外径 x 厚みで指定し、色々なサイズが市販されています。平座金の規格はJIS B 1256で規定されていますが、過去に何度(1963,1978,1998年)か改正されていて、サイズが変更されています。過去から流通している呼び名と変更される規格との間で非常に混乱することが多いです。
弊社におきましては通称の呼び名と新旧JIS規格を表1のように対応させています。

表1 弊社における平座金の呼び名(通称)
JIS B 1256
:1998
旧JIS B 1256
:1978
旧JIS B 1256
:1963
通常サイズ ISO JIS(現在一般流通品)※1
小形 ISO小形 JIS小形

※1 厚みが規格と異なります。(詳細はお問い合わせください)

特にご指定がない場合は一般流通品として表1の「JIS」を出荷しております(実際にはJIS規格ではなくなっていますが過去からの流れでこのように呼んでおります)。さらにこの通称「JIS」ですが、市場で流通しているサイズは材料の入手性などから旧JIS B 1256:1963の規定している厚みと違っている場合があります。このため、最近はこの通称「JIS」という表示をパッケージからはずして、サイズ表記に切り替えるメーカーもあるようです。(表1の通称ISOも現行ISOとは違います。)
このような理由でサイズの混乱を避けるために、平座金の所定のサイズが必要な場合はサイズを指定して購入されることをお勧めします。
新旧JIS規格で主な呼び径のサイズの違いを比較したのが表2(通常サイズ)、表3(小形サイズ)です。
最新の平座金のJIS規格はJIS B 1256:2008(1998)ですが入手性はよくありませんので設計時には要注意です。

表2 平座金並形の新旧JIS規格の抜粋
JIS B 1256:1998 旧JIS B 1256:1978 旧JIS B 1256:1963
呼び径 並形-部品等級A みがき丸(ISO) ミガキ丸(JIS)
M3 3.2x7x0.5 3.2x7x0.5 3.3x8x0.5
M4 4.3x9x0.8 4.3x9x0.8 4.5x10x0.8
M5 5.3x10x1 5.3x10x1 5.5x12x0.8
M6 6.4x12x1.6 6.4×12.5×1.6 6.5x13x1
M8 8.4x16x1.6 8.4x17x1.6 8.5x18x1.6
M10 10.5x20x2 10.5x21x2 10.5x22x1.6
M12 13x24x2.5 13x24x2.5 12.5x26x2.3

 

表3 平座金小形の新旧JIS規格の抜粋
JIS B 1256:1998 旧JIS B 1256:1978 旧JIS B 1256:1963
呼び径 並形-部品等級A みがき丸(ISO) ミガキ丸(JIS)
M3 3.2x6x0.5 3.2x6x0.5 3.3x6x0.5
M4 4.3x8x0.5 4.3x8x0.8 4.5x8x0.5
M5 5.3x9x1 5.3x10x1 5.5x10x0.8
M6 6.4x11x1.6 6.4×11.5×1.6 6.5×11.5×0.8
M8 8.4x15x1.6 8.4×15.5×1.6 8.5x16x1.2
M10 10.5x18x1.6 10.5x18x2 10.5x18x1.6
M12 13x20x2 13x21x2.5 12.5x22x2.3

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