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精密機器用十字穴付き小ねじについて、その2(145号)

前回は精密機器用十字穴付き小ねじ(0番小ねじ)を取り上げましたが、紙面の都合でナベ頭しかご紹介できませんでしたので、今回は、0番小ねじの規格についての雑学と0番皿頭小ねじのご紹介をいたします。
精密機器用十字穴付き小ねじの規格は、以前は日本写真機工業会団体規格のJCIS10-70でしたが、最近ネットで調べると、日本写真機工業会(JCIS)は2002年に解散して、新たにカメラ映像機器工業会(CIPA)として発足しているようです。さらに、JCIS10-70規格は2020年6月9日付で廃止され、CIPA AD-003-2020規格として新たに制定されていることが分かりました。
この規格によると、JISの十字穴呼称1番~4番では大きすぎるため、それよりも小さい十字穴を規定し、0番と命名したそうです。また、JISから除外されたM1.7、M2.3、M2.6が本規格に残っている理由等が書かれています。興味ある方?はカメラ映像機器工業会のサイトを閲覧してみてはいかがでしょうか。
さて、図2に通常の皿小ねじと0番1種、0番3種の皿小ねじを、共通のサイズが存在するM2で比較しています。図2によると、0番1種が最も頭のサイズが小さいことがよく分かります。また、一般に普及している小ねじ類(JIS B 1111附属書)の十字穴はM2からM2.6は1番ですが、0番小ねじの十字穴は言うまでもなくすべて0番です。

図2 皿小ねじの一般普及品(JIS B 1111附属書)と0番皿小ねじの比較(呼び径M2)

 

規格 市販されている呼び径
0番1種 M1.4,M1.6,M1.7,M2.0,M2.5,M2.6
0番3種 M1.4,M1.6,M1.7,M2.0,M2.6
通常品 M2.0,M2.3,M2.5,M2.6,M3,M3.5,M4,M5,M6,M8,M10,M12,M16

ところで、第144号で記載したように、ナベ頭の0番2種が市販されておりますが、CIPA AD-003-2020規格では、0番2種は規定されていません。

0番2種の規格を誰が作ったかは不明です。

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