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ねじの雑学

タップの種類と特徴(第137号)

前回はめねじの不完全ねじ部がタップによるねじ切り工程で生じることと、ハンドタップ先、中、上げの食付き部長さが違うことで、不完全ねじ部の長さに違いが出ることを述べました。 今回はタップのお話が出たついでに、主なタッ […]

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不完全ねじ部とは?(第134号)

今回は不完全ねじ部についての雑学です。不完全ねじ部とはJIS B 0101によると「ねじの加工工具の面取り部又は食い付き部などによって作られた山形が不完全なねじ部」と規定されています。円筒部とねじ部の境界やねじ先端部が不 […]

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万が一に備えた安全対策(第131号)

先日滋賀県でブランコの金具が折れて小学生が落下、大怪我をする事故が起きました。折れた部品の拡大写真が公開されていましたが、この部品はシャックル(写真5)というものですね。正式名は分かりませんがU字型部品とねじ部品の2種 […]

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水素脆性による遅れ破壊(第130号)

鋼は水素を吸着しやすい性質があり、酸洗い、メッキ処理のときに発生した水素を吸着して脆くなり、これが原因で数日~数年後に遅れ破壊を起こすことがあります。これを水素脆性による遅れ破壊といいます。 特に高張力、高炭素鋼に亜鉛メ […]

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マイナスねじのメリット(第129号)

現在、ねじのドライバ穴(リセス)は、十字穴が普及しています。その理由として次のようなことが考えられます。 マイナスねじは、ドライバの軸とねじの軸の中心がずれることがあり、このときねじは回しにくく、その点、十字穴の […]

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ねじで使用される樹脂(第126号)

前述のナイロン化粧ねじの記事で、ユリヤ樹脂、フェノール樹脂、ナイロン樹脂という樹脂が登場しました。 これらの樹脂がどんなものなのか、この機会に簡単にまとめてみました。 ナイロンは石油から作られ、ポリアミド系(PA)の […]

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ねじの軸力について(第125号)

前述のノルトロックの記事で軸力という言葉がでてきましたが、軸力とは何でしょうか。 ボルト・ナットを締付けていくと、図1のように、被締結物は圧縮され圧縮力が発生し、ボルトは引っ張られて、張力が働きます。この張力のことを […]

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サムノブの形状(第121号)

最初の記事でサムノブのお話を致しましたので、市販されているサムノブの種類についてご紹介します。 サムノブの形状には丸形、菊形、T形があります。それぞれのサイズと色は表1の通りです。 また、既にサムノブを圧入した […]

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低頭ねじいろいろ(第117号)

近年、低頭タイプのネジが多品種市販されるようになりました。そこで、呼び径M6のネジで、通常品と低頭タイプ品の頭の高さを表1に比較してみました。表1によると、低頭タイプではスリムヘッド小ねじが最も頭が低いことが […]

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ローレットについて(第116号)

前述の記事でローレットビスという用語が登場しました。ローレットとはローレット加工により施された金属の凸凹のことで、ツマミねじの滑り止めのために施されます。 ローレット(英語knurling:ナーリング)の語源が気にな […]

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寸切り(長ねじ)の雑学(第114号)

頭部がなく全体がねじ部になっているねじを寸切り(ずんぎり)といいます。名前の由来は不明です。長ねじボルトとか全ねじという場合もあります。 使用用途としては、寸切りを切断して、特殊なネジに追加工したり、設備工事で配管や […]

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フランジナットの雑学(第112号)

ナットを締付けるときに、ナットと母材の接触面の摩擦を安定させるために、平座金を挿入します。しかしながら、締付けの数が多くなると、平座金を毎回挿入するのが手間で、作業効率が悪くなります。 こんなときには、前記事のフランジ […]

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ねじ神様の効果検証(第109号)

ステンレスは鉄に比べて、熱伝導率が小さく、熱膨張率が高いため、締付け時の摩擦熱でボルトとナットが固着することがあります。 R-GOTから発売されている「ねじ神様(写真7左)」という商品があります。これはステンレス製ボ […]

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