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ドリルねじのメーカーについて(第51号)

前回説明した、鋼材に下穴をあけずにねじ込んでいくことができるねじ、セルフドリリングスクリューですが、各社様々な製品を出されています。表1にピアス販売、ヤマヒロ、ミヤガワ、日本パワーファスニング、北村精工、各社製セルフドリリングスクリューの主なブランド名を掲げてみました(この他にもメーカはあります。)。弊社では表1のうちピアスを標準在庫としております。

表1 セルフドリリングスクリューのブランド名
メーカー名、総販売元 ブランド名
ピアス販売 ピアス
ヤマヒロ ジャックポイント
ミヤガワ FRXドリルねじ
MRXドリルねじ
日本パワーファスニング MBテクス
ボードテック
北村精工 Live(ライブ)

またそれぞれのブランドで、形状の呼び方が違いますので参考のために表2に掲載しました。各社の品揃えも含めてご参照下さい。表2の形状はほとんどが頭部形状ですが、リーマだけは先端部の形状になります。これらの形状は後述のように、金物、木材、石膏ボード等の用途毎に使い分けられます。

表2 セルフドリリングスクリューの各社形状名(主なもの)
ブランド名\形状 ナベ 六角 ラッパ リーマフレキ フレキ
ピアス PAN サラ HEX リーマピアス
ジャックポイント ナベ サラ ヘックス ラッパ リーマーフレキ フレキ
FRXドリルねじ なべ 六角 フレキリーマ
MBテクス ナベ サラ 六角
ボードテック サラ
(リーマ付)
フレキ
Live ナベ サラ 六角 ラッパ リーマフレキ フレキ

ナベ:
鍋底のような形状で、一般的にはナベ頭、あるいは単に「ナベ」といわれます。英語ではpan headといいますので「PAN」と表示される場合があります。極めて一般的な形状です。

図5 ナベ頭

皿:
上面が平らで座面が円錐形の頭です。あらかじめ金物等の被締結材に円錐形の窪み穴をあけてから、この穴に頭を沈めますので、取り付け時に頭の出っ張りを無くすことができます。

図6 皿頭

六角:
文字通り六角形の頭です。英語ではhexagon headと言いますのでHEX(ヘックス)と言われることもあります。トルク伝達力が大きく、十字穴で見られるようなカムアウト(締付時にドライバー、ビットが浮上がること)が起こりにくいので太径に適しています。座面はフランジ付きです。

図7 六角頭

ラッパ:
皿頭のテーパ座面部が円弧状になっており、頭部を横からみるとラッパの形状に見えます。英語ではtrumpet headと言われます。ラッパ頭は石膏ボードのような柔らかい板をしっかり固定するときに使用します。形状は皿頭と似ていますが、用途が違います。

図8 ラッパ頭

フレキ:
頭形状は皿頭と同様に円錐状になっており、円錐部に突起(リブ)が付いています。この突起により被締結材を削りとることで、座ぐり穴を形成することができます。フレキ板、ケイカル板等に使用します。皿頭と違いフレキ頭の直径や円錐部角度は、各社で統一されていないようです。

図9 フレキ

リーマ:
ねじ先端の刃部に羽根状の突起が付いていて、この羽根により、被締結材である木材等に穴をあけ、締付時の木材の浮きを防ぐことができます。羽根は鋼材にねじ込むときに脱落します。リーマが付いているものはほとんどフレキ頭となっているのでリーマフレキ、フレキリーマと言われることが多いです。しかしながら、「リーマピアス」のようにフレキという呼び名が付いていないのに、フレキ頭になっているものや、「ボードテック フレキ」なのにリーマが付いているもの等々あり要注意です。

図10 リーマーフレキ

頭の形状はこの他にも、頭の高さが低く、座面の大きいシンワッシャーや、平頭、小頭等があります。また、ねじ部が細目のものもあります。詳細はお問い合わせ下さい。

 

図5~7は㈱ミヤガワ様、図8~10は㈱ヤマヒロ様のカタログから抜粋させていただきました。

 

 

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