最新情報

☆☆☆最新のねじ情報誌「やまりん新聞」は弊社ショッピングサイトからダウンロードできます。☆☆☆

接着系アンカーの施工方法と種類について(163号)

接着系アンカーはコンクリートにあけた穴にアンカー筋を固定する接着剤です。接着系アンカーには表2のように回転・打撃型、打込み型、カートリッジ型があり、それぞれ施工方法が異なります。図3は回転・打撃型の施工方法です。

図3 回転・打撃型接着系アンカーの施工方法(※2)
1.穿孔 2.孔内清掃 3.アンカー筋へのマーキング
4.挿入・打込み 5.養生後取付け

使用するアンカー筋にはケミカル寸切や異形棒鋼などがあり、接着系アンカーの種類により表2のように、使用できる先端形状が決められています。また、いずれの種類も全ねじボルトや異形棒鋼のように、表面に凸凹があるものを使用する必要があります。丸棒は表面に凸凹がないので使用できません。施工時にはご注意下さい。

 

表2 接着系アンカーの種類によるアンカー筋の使用可否
アンカー筋
タイプ 主な商品
ケミカル
Vカット寸切
ケミカル
寸切
寸切 45°カット異形棒鋼 異形棒鋼(鉄筋) 丸棒
回転・打撃型

レジンエースSEタイプ

× × ×

ケミカルアンカーR-Nタイプ

ARケミカルセッターAPタイプ

打込み型

レジンエースHC-Uタイプ

× × ×

ケミカルアンカーPG-Nタイプ

ARケミカルセッターMUタイプ

カートリッジ型

レジンエースGE-165

×

エボロックEN-350N

 

※1 この記事の内容はサンコーインダストリ-㈱様の資料を抜粋して掲載しています。
※2 図3はサンコーテクノ㈱様のカタログを引用しました。

PAGE TOP