ねじ関連でお問い合わせが多い質問(第103号)
最近、ねじ関連の商品でお問い合わせが多かった商品をご紹介します。 Q:座金組込みねじの呼び方でP=1、P=2、P=3等の意味がわからない。 A:弊社取り扱いの組込みねじは、平座金の種類とばね座金の組み合わせで下記のような […]
最近、ねじ関連の商品でお問い合わせが多かった商品をご紹介します。 Q:座金組込みねじの呼び方でP=1、P=2、P=3等の意味がわからない。 A:弊社取り扱いの組込みねじは、平座金の種類とばね座金の組み合わせで下記のような […]
一般的にめねじを切る場合には、ドリルで下穴をあけた後、タップによりねじ切りを行います。下穴径はタップメーカー提供のねじ下穴径表で呼び径に対するドリル径が参照できますが、メートルねじの場合は呼び径の数字からピッチ […]
ねじの形式に関するJIS規格でよく知られているものには、一般用メートルねじ(JIS B 0205)、ユニファイ並目ねじ(JIS B 0206)、ユニファイ細目ねじ(JIS B 0208)、メートル台形ねじ(JIS B 0 […]
六角ナットの規格は、JIS B 1181(以下、本体規格)で規定されていますが、現行で一般に流通している六角ナットはJIS B 1181附属書で規定されているものが大部分を占めています。 JIS B 1181では冒頭で、 […]
前記事でご紹介した、ステンレス鋼のA2-70、A2-80といった鋼種区分、強度区分に対する呼び方は、JIS B 1054-1(耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質)で規定されており、表1のように鋼種区分と強度区分をハ […]
最近、前述記事のように多品種の低頭ねじが登場しています。デザイン性が重要な箇所などに使用することが多くなってきているからだと思います。 そこで今回、市販されている低頭ねじの頭部サイズを比較してみたいと思います。 比較する […]
錆びたねじを取る場合は、前述のフリーズ&リリースをお試し頂きたいのですが、折れたねじを取る場合はどうされてますか? 一般的に、折れたねじを取るためには、ねじの切断面に穴をあけ、そこにエキストラクター(写真3)、 […]
プラスとマイナスの2種類のドライバが使用できるドライバー溝(リセス)は一般的に「プラマイ」「±」とかで呼ばれています。現場作業のときに、プラスあるいはマイナスのどちらのドライバでも締め付けられるので便利 […]
鉄板に亜鉛メッキを施したのがトタンです。一昔前は、納屋の屋根にトタンの波板を使用した質素な建物をよく見かけました。トタンは比較的錆に強いといわれますが、それでも月日が経つと赤さびが発生し、そのうちに鉄板がぼろぼろになって […]
前述の脱落防止スプリングに関連して、今回はねじの緩み・脱落防止についての雑学です。 最初に、ねじの締結のお話です。ボルトとナットで被締結部材を締め付けたとき、ボルトの軸部に軸力(張力)がかかり(図3)、ボルトと […]
前述の記事でスタッドドリルねじというのをご紹介しましたが、スタッドとは何かを辞書で調べるとstud=びょう、スパイクという意味であることが分かりました。今年の大雪で大活躍しているスタッドレスタイヤですが、スパ […]
専用工具を使用しないと取り外せないのがいたずら防止ねじです。最近では特殊形状のリセス(ドライバー穴)をもついたずら防止ねじが多く市販されています。これらを使用すると締結工具が広く一般に普及している十字穴付きねじや六角 […]
先日、某家電メーカーの古いコンセントに使われていたねじをお探しのお客様がいらっしゃいました。見本をお送りいただき、調べたところすりわり付き皿小ねじのウィットW5/32でした。このサイズのねじは今では希少で、一般の流通では […]
ねじがないところにめねじを作りたいが、板金、樹脂にねじを切るのは難しい!!こんなとき冒頭の記事でご紹介した「テーパータック」以外にも以下のような商品があります。 ○圧入方式 セルフクリンチングナット(写真2)。下穴にナ […]
前述の記事でご紹介したUナット(U-NUTは富士精密の登録商標です。写真3)についての雑学です。U-NUTはナット本体に組み込まれたフリクションリングがボルトを締めつけることで摩擦によりゆるみ止め効果を発揮するナット( […]
ねじ締付け部をフラットに仕上げたいときに使用する前述のスリムヘッドスクリュー。頭の出っ張りを最小限に抑え、かつデザイン性もあり、最近では注目されているねじです。 ところで、一般のねじで頭の出っ張りを避ける場合、頭の […]
上記記事で紹介いたしましたトラス小ねじは頭の高さが低いのでねじ頭の飛び出しが邪魔になるとか、デザイン性を要求される箇所に使用されています。最近では従来の十字穴付きトラス小ねじ以外にも下記のように各種トラス小ねじが市販され […]
本誌記事で四角穴のドリルねじをご紹介しました。一般にはドリルねじは十字穴が多いのですが、四角穴のドリルねじも存在します。ドリルねじだけでなく、タッピンねじ等にも四角穴をもつねじが市販されています。 写真1 四角穴付きタッ […]
本誌記事でスリムヘッドスクリューのリセスに「シックスロブ」が採用されているというお話がありました。この「シックスロブ」、あまり聞きなれない名称ではないかと思いますのでこの機会にご説明致します。 「シックスロブ」は知らなく […]
前回は六角ボルトの組込みねじをご紹介しました。今回はスパック(写真1)を組み込んだ組込みねじをご紹介します。 スパック(SPAK)は波形ばね座金のことで、波形の形状によってばね反力を大きくし、締結部の圧力が均等に分散され […]
組込みねじは小ねじ、ボルト等に様々な種類の座金があらかじめ組み込まれているので、使用時に座金を組み込む手間が省けたり、組込み忘れが無いなど便利な商品です。 組込みねじの呼び方は、組み込まれている座金の種類によりメーカー指 […]
先の記事でご紹介しているように、ステンレスのねじが鉄に比べて焼き付きやすいのは、表2のように鉄よりもステンレスの熱伝導率が小さく、熱膨張率が大きいことが要因といわれています。 熱伝導率が小さいと、ねじの締結時におねじとめ […]
代表的なネジのひとつに「六角穴付きボルト」があります。別称、キャップスクリューとか キャップボルトとも呼ばれています。英語では「Hexagon socket head cap screws」と表記されます。 図1 六角穴 […]
前記事でお話した、C形止め輪は弊社の在庫でサイズ、在庫数が最も多い商品ですが、これ以外にも下記のような各種止め輪があります。 写真9、10はそれぞれ丸R形止め輪、丸S形止め輪です。C形止め輪に比べ取付穴部が小さいため取付 […]
ネジには、右ネジと左ネジがあります。世の中には右利きの人が多いように、流通しているネジは圧倒的に右ネジが多いのですが、そんな中、野球でサウスポーが珍重されるように、左ネジはネジの仲間の中でも異彩を放ち、また重要な役割を担 […]
ネジの仲間のひとつに「寸切りボルト(写真2)」があります。英語では「Threaded Rod」と表記され、文字通り「ネジの棒」のことです。 写真2 寸切りボルト 当社では、各種の寸切りボルトを取り扱っております。今回は、 […]
組込ねじ(前述)の呼び方でP=2、P=3、P=4(例 ナベ小ネジP=3等)というのがあります。この呼び方はJIS規格等で決められたものではなく、メーカー独自の呼称です。主な呼び方とワッシャーの組合せを下表に示します。 平 […]
今回は先のパズルで出題された十字穴について調べてみました。 JISによると十字穴の形状は、JIS B 1012で次の3種類を規定しています。 (1)H形(ISO規格のフィリップス形) (2)Z形(ISO規格のポジドライブ […]
六角ボルトを締める工具にはスパナ、めがねレンチ、ソケット等があります。工具のサイズを選択する際は、六角ボルト頭部の六角形の向かい合う対辺のサイズに合わせて、該当する数字が表示された工具を選びます。このサイズのことをスパナ […]
従来はめねじを加工するのに一般的にタップが使用されておりました。しかし最近では、マシニングセンタのヘリカル切削によるねじ切りが注目を浴びています。マシニングセンターとは刃物を回転させて、その刃物をXYZ軸(左右、前後、上 […]