管用ねじについて(第33号)
管用ねじは平行ねじ(JIS B 0202)とテーパねじ(JIS B 0203)に分類することができます。JISの定義は次のようになっています。 管用平行ねじ: 管、管用部品、流体機器などの接合において、機械的結合を主目的 […]
管用ねじは平行ねじ(JIS B 0202)とテーパねじ(JIS B 0203)に分類することができます。JISの定義は次のようになっています。 管用平行ねじ: 管、管用部品、流体機器などの接合において、機械的結合を主目的 […]
ステンレスの常識を超えた BUMAX高強度ステンレスボルト 理想の締結設計を実現してください。 BUMAXステンレス6つのメリット 高強度:鋼製品の強度区分8.8及び10.9と同等。(表1,2) SUS304の4倍 S […]
今回は管用ねじのねじ部についてお話します。管用平行ねじと管用テーパねじのねじ部形状を図1、2にそれぞれ示します。管用ねじ(JIS B 0202,JIS B 0203)のねじ山角度は55度です。メートルねじ(JIS B 0 […]
管用ねじというのがあります。鉄パイプ両端にねじが切ってあり、それをニップルとかエルボ等で接続しているのを見かけたことがあるのではないでしょうか。そのねじのことを管用(くだよう)ねじといいます。 JISではJIS B 02 […]
皆様の製品を盗難やいたずらによる分解からガードします!! 専用工具を使用しない限り、取り外しが非常に困難なセキュリティねじです。(表1参照) サンプルは店頭に展示しておりますので是非ご覧下さい。 ソケット、6ロブにつ […]
自転車シリーズの最後に自転車で使われている主なねじのサイズと規格を見ていきたいと思います。 自転車で使われているねじはJIS B 0225に定められている自転車ねじ(表1)、それにメートルねじ(JIS B 0205)など […]
高価な専用工具不要!! ブラインドナットを手軽に試してみたい方に朗報です。 対辺17mmのレンチ(めがねレンチ推奨)と六角棒レンチ(対辺3~5mm)を準備するだけで、簡単にブラインドナット(エビナット)の取り付けができる […]
前回、自転車に使われているねじを例にあげ、ねじを締める際にはトルク管理をして締付け力を適正に管理する必要があることをお話しました。 今回は、どうすれば更に適正なねじの締付け力が得られるのかをお話したいと思います。 ねじに […]
メッキとは、金属などの表面に、金属の薄膜を被覆することで、素材を錆から守ったり、装飾用に幅広く利用されています。外来語ではなく日本語で本来は「めっき」と表記する方が正しいかもしれません。 溶融亜鉛メッキのことを世間では「 […]
ここ1年半ほど前から個人的に自転車を始めました。 クロスバイクと呼ばれる自転車に乗っています。気持ちのいいものですよ。 さて、自転車に乗っていると仕事柄か各接続部分のねじが気になります。自転車のメンテナンスでどのような工 […]
座金の種類って結構ありますけど、皆さんはどの位の種類を使われた事があるでしょうか。座金の種類、役割を見てみるだけでも結構おもしろいですよ♪ 座金を使用する目的は 下記のようなものではないでしょうか。 ☆ボルト座面と部材間 […]
六角穴付ボルト(Hexagon Socket Head Cap Screws)はキャップスクリューとも呼ばれ、JIS B 1176で規定されています。歴史は古く数十年前から存在しますが、近年、ユーザー様からの新しいニーズ […]
普通に生活していてよく見かけるのってほとんどがプラスネジじゃないですか?でも、プラスネジの実用化は1930年代だそうで…思ってたより最近やん!と感じたのですが皆さんはどうでしょう。 プラスネジがほとんどになっている理由と […]
冒頭でプラスねじ、マイナスねじのお話がありましたが、JISによると現行プラスねじは十字穴付き小ねじ(Cross recessed head screws)としてJIS B 1111-1996附属書で、マイナスねじはすりわ […]
たまにねじメーカーさんのところに製造現場を見学させていただくことがあります。量産のねじは専用の機械で製造されており、機械(ヘッダー)に線材を送り込むと、ねじ無しの仕掛品が機械から出てきます。それを転造盤でねじ切りして完成 […]
今回は平座金についての雑学です。平ワッシャーとかワッシャーとか単に座金ということもあります。平座金の働きはボルト、ナットの座面と締結物との間に挿入して、座面の陥没を防いだり、座面を大きくしてねじを緩みにくくするものです。 […]
今回は六角ナットについての雑学です。一般に「ナット」といえば六角ナットを思い浮かべるほどよく知られた締結部品です。現在市販されている六角ナットはJIS B 1181附属書で規定されているものです。 六角ボルトでお話しまし […]
「六角ボルト」の六角頭でスパナをかける部分の互いに平行な2面間の距離(図1のS)をJISでは「二面幅(width across flat)」と定義しています。ねじ業界の人は平径という言い方をよくします。スパナ径という人も […]
前回紹介した「六角ボルト」とよく似た形状で頭上部がくぼんでいたり、そのくぼんだところに数字が刻印されていたり、ドライバーの十字穴があいているねじを「アプセット小ねじ(※)」と呼びます。小ねじというくらいで、どちらかという […]
前回は「六角ボルト」を紹介しました。ところで (a)六角ボルト半ねじ(写真1) (b)六角ボルト半ねじ胴細(写真2) を比べると(b)の方が頭の付け根の軸径が細くなっています。 写真1 六角ボルト 半ねじ 写真2 六角ボ […]
今回から新しいシリーズ「ねじの雑学」始めます。毎回1つのねじにターゲットを絞り、知ってそうで知らないねじの知識、ねじ業界での常識等々をご紹介して、少しでもねじを知っていただければ幸いです。 今回は「六角ボルト」です。形状 […]
おねじは製造方法により①転造ねじ・②切削ねじの2種類に分類されます。 今回はねじの選定に役立てていただくため、それぞれのメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。 ①転造ねじ 金属の可塑性を利用して2個または数 […]
これで困ってませんか?! グリース・オイル漏れの汚れ、ステンレスねじの焼付き、摩擦で部品がもたない ・・・ゾルベストで解決します!! 速乾潤滑被膜スプレー 「SOLVEST 730ドライコートスプレー」 今 […]
今回は前回の続きでタップの表面処理について述べていきます。タップについても、他の切削工具と同様、それぞれの用途に応じて表面処理が施されています。 実際によく目にする表面処理は下記のように酸化処理、窒化処理、物理蒸着法です […]
前回はおねじを切るための工具であるダイスについて説明しました。今回はめねじを切るための工具であるタップについて見ていきたいと思います。 JISにおいてタップとは「主に回転とねじのリードに合った送りによって、下穴にめねじを […]
ダイスとは雄ねじを切るために使う道具の事。最近では専用工具化して新しいタイプのダイスが開発され被削ねじ精度の管理も容易になってきているようです。 JIS B4451、JIS B4455、JIS B4456ではソリッドダイ […]
セルファスナーは、ねじを切るには薄すぎ、しかも力がかかるような薄板部所に、空圧・油圧・機械プレス等で圧入できるファスナーです。 取付方法: 下穴を開ける→セルファスナー挿入→圧入 特長 ・かしめ工具等の特殊工具不要! ・ […]
今回はねじの等級についてお話したいと思います。 等級とはねじの寸法の仕上がり度合いを示すものです。 新JISでは等級を6gとか6Hという表し方をします。一方、旧JISではねじの等級は1級・2級・3級という表し方をしていま […]
全方向回転アイボルト“スターポイント”(㈱ストルツコーポレーション) 今まで不可能だったアイボルトの横吊り作業が安全に行える、安全率なんと4倍のアイボルト!! アイボルトの横吊り作業はアイ部分やネジ部分に曲がりが生じ、大 […]
ねじは使い方を誤ると破壊に至り、思わぬ事故となります。今回はそんな問題について考えていきたいと思います。 ねじの破壊の中で最も多いのが、疲労による破壊であると言われています。これは締付け後にねじが変動荷重を受けるうちに表 […]