六角穴付きボルトの六角穴加工方法(157号)
前記事のような特殊形状の六角穴付きボルトの製作では、市販の六角穴付きボルトの追加工で対応する場合もありますが、素材から製作する場合は、六角穴の加工がポイントとなります。 一般に量産されている六角穴付きボルトの場合 […]
前記事のような特殊形状の六角穴付きボルトの製作では、市販の六角穴付きボルトの追加工で対応する場合もありますが、素材から製作する場合は、六角穴の加工がポイントとなります。 一般に量産されている六角穴付きボルトの場合 […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた4種類の「カスタム仕様の加工部品」の六角穴付きボルトをご紹介します。 4種類ともに、お客様ご指定の寸法に加工した 特殊形状の六角穴付きボルトです。 1.六角穴段付 […]
機器カバーの固定に使われるねじが脱落して、機器内部の通電部に落ちると、ショートする危険があったり、落ちたねじを探す手間がかかります。こんなときには脱落防止ねじが便利です。今回は、小形の脱落防止0番1種ナベ小ねじのご紹 […]
前回の第155号記事で、ステンレス鋼のなかでフェライト系とマルテンサイト系は磁石につく性質があり、一般的に磁石に付かないと思われているオーステナイト系も、冷間加工を行うと部分的に磁石に付くことを述べました。 今回は、ステ […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた5種類の「カスタム仕様の加工部品」の各種ナットをご紹介します。 5種類ともに、お客様ご指定の寸法に加工した 特殊形状のナットです。 1.丸ナット(写真1) 外径φ24 […]
日本ケミカルスクリュー史上最強プラスチックボルト「KYOUJIN(キョウジン)」のご紹介です。 ・M12ボルトの引張破断荷重、17000N(※1)超え (※1)日本ケミカルスクリュー調べ。数値は保証値ではなく参考 […]
前述の記事でステンレス鋼のSUS410を紹介しましたので、今回は頭の整理を兼ねて、ステンレスの種類について簡単にまとめてみました。 ステンレス鋼はCr(クロム)が12%以上含まれた鉄鋼材料のことで、鉄が酸素に触れる前に、 […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた「カスタム仕様の変換アダプタ」で「めねじとおねじの組み合わせ」の内、おねじの中にめねじが貫通加工された部品を5点ご紹介いたします。全長が短くできるメリットがあり、 […]
このドリルねじ、まさに”鬼”の切れ味。SUS410鬼刃ピアスのご紹介です。 〇専用ビット不要 お手持ちの十字ビットでそのままねじ込めます。特殊なビットを使用しなくてもカムアウトの心配はあ […]
様々な機械や鉄道に使われているねじは、緩むと大きな事故に直結する一方で、定期的なメンテナンスのときにはねじを取り外す場合があり、ねじは「緩んでは困るが、必要なときには緩める必要がある」というジレンマを抱えています。 通 […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた4種類の「卵形と球形のシフトノブ」をご紹介します。 〇シフトノブ1(写真3) 真ちゅう製で外面をバフ仕上げして、外観美を追求しました。めねじはUNF3/8 […]
コの字ボルトのご紹介です。コの字ボルトは角パイプに部品を取付ける時に使用します。写真1では歩道橋の手摺に防護柵を取付けるために使用されています。 写真1 コの字ボルト用途例 表1のステンレス製コの字ボルトの他 […]
ねじの結合は前回の記事のように、「機械的結合(以下、機械結合)」と「耐密性を目的とする結合(以下、耐密結合)」に分類できます。 耐密結合はJIS B 0203で規定されるテーパねじにより締結する必要があります。平行ねじ […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた5種類の「円筒形シフトノブ」をご紹介します。 〇シフトノブ1(写真3) チタン製で、アルミとステンレスの中間の重量感を求められる場合に適用しています。シフトレバ […]
ナイロンコーティング・ワッシャーは優れた耐性と絶縁耐力を持つナイロン11を平ワッシャー(SUS304製)に無接点コーティング工法により治具跡無しに完全コーティングした平ワッシャーです。 写真1 ナイロンコーティンク […]
ねじの結合の種類には「機械的な結合(以下、機械結合)」と「耐密性を主目的とする結合(以下、耐密結合)」に分類することができます。どちらも部品どうしを結合することは同じですが、耐密結合は配管や配管継手等の部品同志を接続する […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた「カスタム仕様の変換アダプタ」で「めねじとおねじの組み合わせ」の内、機械的な接合が目的のため、中央に貫通穴を持たない部品5点をご紹介いたします。 下記URLに掲載 […]
〇PEEK GF30とは ガラス繊維を30%含有したPEEKのことです。PEEK(Polyether ether ketone,ポリエーテルエーテルケトン)は半結晶性の最高級性能を有するスーパーエンジニアリング […]
ステンレスねじの締め付け時には、焼き付き、カジリを起こしやすいことはよく知られています。その原因として、ステンレス(SUS304)が鉄に比べて、熱伝導率が小さく、熱膨張率が高い性質を持つためであることが言われています。 […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた「カスタム仕様の変換アダプタ」で「めねじとめねじの組み合わせ」の部品3種類をご紹介いたします。下記URLに掲載のADCFFシリーズのカスタム対応形になります。 […]
焼き付き・カジリの起こったステンレスねじを取り外せます!切断・ねじ切り不要になります! 写真1 カジリトール 1.本製品をカジリついた部分にシューッと吹きかけます 2.少し時間を置いて、ねじを回すと外す […]
現在、日本で流通している六角ボルトと六角ナットの規格は1985年のJIS改正で、JIS本体規格(※1)ではなく、JIS附属書品となりましたが、いまだに流通品はJIS本体規格への切り替えが進んでいるとはいえない状況です。 […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた5種類の「カスタム仕様の加工部品」をご紹介します。 5種類ともに、お客様ご指定の寸法に加工した 特殊形状のボルトです。 1.ニードルボルト(写真1) M5おねじ […]
現在、日本で流通している六角ボルトと六角ナットの規格は1985年のJIS改正で、JIS本体規格(六角ボルト:JIS B 1180、六角ナット:JIS B 1181)ではなく、JIS附属書品となりました。しかしながら、 […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた「カスタム仕様の変換アダプタ」で「めねじとおねじの組み合わせ」の内、インチねじ(ウィットW、ユニファイUNC・UNF)の部品4点ご紹介いたします。 下記URLに掲 […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた3種類の「カスタム仕様の加工部品」をご紹介します。3種類ともに、お客様ご指定の寸法に加工した 両側がおねじの部品です。 1.ターンバックル部品(写真1) 中央部に六 […]
ねじの材料と熱処理方法を指定する時の記号についての雑学です。一般的にこれらの記号はJIS等で規定されたものでなく、従来からの慣習で呼ばれている場合が多いです。 例えば、表1のS45C(H)というのはS45Cに調質(H:H […]
今回は、お客様のご要望にもとづき、製作させていただいた「カスタム仕様の変換アダプタ」でめねじとおねじの組み合わせの内、中央に貫通穴を設けた部品5点をご紹介いたします。 下記URLに掲載のADCMF-Bシリーズのカス […]
以前は一般的には調質六角ナットと言えばS45C(H)の取り扱いが多かったのですが、最近は、下記のような様々な調質等の熱処理された六角ナットが一般に流通しています。 調質とは熱処理の一種で、主に鋼の靭性、耐摩耗性を高める目 […]
街中を歩いていると、取付ベース部が六角ナットで固定されている街灯等を見かけます。最近は六角ナットにカバーされているため見えないことがありますが、中にはナットがむき出しになっているものがあります。それをよく見ると写真7 […]